■ 私と許俊鋭先生とのお付き合いは、患者と主治医という関係です。
許先生は、埼玉医科大学付属病院の心臓外科医として、埼玉県で初めて心臓移植を成功させた高名な外科医の先生です。その後、母校の東京大学を経て、現在は東京都健康長寿医療センターのセンター長をなさっています。
許先生は、外科医でありながら「手術本意ではなく、患者さん本位の医療」を常に目指している先生であり、外科だけではなく、内科のことも精通しており、医療全般に関して非常に造詣が深い方です。
私は二十五年前、内科の主治医から許先生を紹介されました。他の先生からは手術を勧められるなか、許先生からは、慎重な診断の結果「今手術せずとも内科治療でまだまだ十分元気にやっていける」と言われました。既に二十五年経過しましたが、毎日元気いっぱいで働いています。